このセクションでは、グラフ、パッケージ、ライブラリを Dynamo 3.x に移行する際、発生する可能性のある問題について説明します。
Dynamo 3.0 は主要なリリースであり、いくつかの API が変更または削除されました。Dynamo 3.x の開発者やユーザーに影響する可能性のある最も大きな変更は、.NET8 への移行です。
Dotnet/.NET は、Dynamo の記述言語である C# 言語をサポートするランタイムです。このランタイムが、オートデスクのエコシステムの他の部分とともに最新バージョンに更新されました。
詳細については、ブログの投稿を参照してください。
Dynamo 3.x は .NET8 ランタイムで実行されるようになったため、Dynamo 2.x 用に作成されたパッケージ(.NET48 を使用)の Dynamo 3.x での動作は保証されていません。3.0 より前の Dynamo バージョンからパブリッシュされたパッケージを Dynamo 3.x でダウンロードしようとすると、パッケージが旧バージョンの Dynamo からパブリッシュされたという警告が表示されます。
これは、パッケージが機能しないということではありません。 単に互換性の問題が発生する可能性があるという警告です。通常は、Dynamo 3.x 専用に作成された新しいバージョンがあるかどうかを確認することをお勧めします。
パッケージを読み込む際にも Dynamo ログ ファイルでこのような警告が表示されることがあります。すべてが正しく動作している場合は、警告を無視することができます。
Dynamo 3.x 用に作成されたパッケージ(.Net8 を使用)が Dynamo 2.x で動作することはほとんどありません。また、旧バージョンを使用しているときに Dynamo の新しいバージョン用に作成されたパッケージをダウンロードする際にも警告が表示されます。