スタートアップ
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全体像について少し詳しく理解できたところで、Civil 3D で最初の Dynamo グラフを作成してみましょう。
最初の手順は、Civil 3D で空のドキュメントを開くことです。次に、Civil 3D リボンの [管理] タブにナビゲートし、[ビジュアル プログラミング] パネルを探します。
Dynamo ボタンをクリックすると、別のウィンドウで Dynamo が起動します。
Dynamo を開くと、開始画面が表示されます。[新規] をクリックして、空のワークスペースを開きます。
現在、空のワークスペースが表示されているはずです。Dynamo を実際に使用してみましょう。目標は次のとおりです。
とても簡単ですよね?しかし、開始する前に、いくつかの基礎事項を確認する必要があります。
Dynamo グラフの主要な構成要素は、ノードと呼ばれます。ノードは小さなマシンのようなものです。ノードにデータを入れると、そのデータに対して何らかの処理が行われ、結果が出力されます。Dynamo for Civil 3D には、ノードのライブラリが用意されています。このライブラリをワイヤで接続して、ノードが単独で実行する以上の規模と内容を実行できるグラフを形成することができます。
では、グラフを作成しましょう。必要なすべてのノードのリストを以下に示します。
これらのノードを見つけるには、ライブラリの検索バーにノード名を入力するか、キャンバス内の任意の場所を右クリックして検索します。
最終的なグラフは次ようになります。
ここで行った作業をまとめてみましょう。
作業するドキュメントを選択しました。この場合(多くの場合)、Civil 3D のアクティブなドキュメントで作業します。
Text オブジェクトを作成する対象のブロック(この場合はモデル空間)を定義しました。
String ノードを使用して、テキストを配置するレイヤを指定しました。
Point.ByCoordinates ノードを使用して点を作成し、テキストを配置する位置を定義しました。
2 つの Number Slider ノードを使用して、テキスト挿入位置の X 座標と Y 座標を定義しました。
別の String ノードを使用して、Text オブジェクトの内容を定義しました。
最後に、Text オブジェクトを作成しました。
真新しいグラフの結果を確認しましょう。
Civil 3D に戻り、[モデル] タブが選択されていることを確認します。Dynamo で作成された新しい Text オブジェクトが表示されるはずです。
素晴らしい。次に、テキストを更新します。
Dynamo グラフに戻り、テキスト文字列、挿入位置の座標などの入力値をいくつか変更します。Civil 3D でテキストが自動的に更新されます。また、入力ポートの 1 つを接続解除すると、テキストが削除されることにも注意してください。元通りにつなぎ直すと、テキストが再度作成されます。
この例では、Dynamo for Civil 3D で実行できる機能の基礎に触れただけです。詳細については読み続けてください。
モデル空間にテキストを挿入する Dynamo グラフを作成します。
ミッションが達成されました。